日本、植民支配時代にサプサル犬2万匹処分し民族犬の抹殺図る
「韓民族は昔から犬を愛す民族。とりわけサプサル犬(むく毛の犬)は祖先に愛され、栄誉と恥辱の歴史を共にしてきた民族の犬」。絶滅の危機にあるサプサル犬を保存するため、私財をはたいて研究に献身し「サプサル犬の父」とされる慶北(キョンブク)大・河智鴻(ハ・ジホン)教授が7日(現地時間)ワシントン入りした。
今回の訪米は、愛犬家の多い米国で天然記念物第368号に指定された韓民族のサプサル犬の優秀性を知らせ、「犬を虐待する韓国人」という誤ったイメージを変えるためのもの。河教授は同午後、米国の韓国大使館・広報院で行なった特別講演で「韓国人が犬を虐待する民族に誤解されているが、韓民族こそ昔から犬を愛してきた民族」とし「朝鮮(チョソン、1392~1919)時代、御璽(ぎょじ)の取っ手をサプサル犬の形にしたくらい」と説明した。