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黄禹錫氏の「BSE耐性を持つ牛」、日本で検証

2005.05.13 19:36
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ソウル大・黄禹錫(ファン・ウソック)教授チームが、世界初めて生産に成功した「BSE(牛海線状脳症、狂牛病)の耐性を持つ牛」が、検証作業のため日本へ向かう。同チームが13日伝えたところによると、03年12月に生まれた「BSE耐性の牛」4頭のうち1頭が、この日の昼、飛行機で筑波へ送られた。

研究チームは、03年にBSE耐性の牛を発表した当時から、牛を筑波の動物衛生高度研究施設に送り、韓日研究チームが共同で耐性の検証作業を行う予定、だとしてきた。研究チーム側は「理論的にはBSEと関連したプリオンタンパク質を通じて生産させたため、BSE予防が可能」とし「だが、BSE耐性の検証には時間がかかる」と伝えた。

 
黄教授チームが生産したBSE耐性の牛は、BSEを誘発する「プリオンタンパク質」のうち、生体内で蓄積されないながら正常に機能する「プリオン変異タンパク質」を使った受精卵によるものだ。

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