徽文（フィムン）学校を設立した閔泳徽氏（ミン・ヨンフィ）の外孫、クラランス・チャン氏（韓国名：チャン・ジンファン、２６）が今月７日（現地時間）、ロサンゼルス市内でけんかをとめる途中、銃で撃たれ亡くなった。

閔泳徽氏は、明成皇后（閔妃、１８５１～１８９５）の甥にあたる親戚。当時、閔氏一家を代表する勢力家だった。米国の韓国人放送・ラジオコリアなど地元マスコミは１０日、ロサンゼルス市警察（ＬＡＰＤ）が伝えた内容として「チャン氏が７日午前２時５０分ごろ、ロサンゼルスの某ショッピングモール前で、ベトナム系米国人と韓国系米国人のけんかを止める途中、頭を撃たれた」と報じた。

当時、現場には、チャン氏の友だちがいて、チャン氏は友だちを助けようとしたところ、事故にあったもようだ。容疑者は、銃撃の直後、逃走している。チャン氏は、民間航空会社のパイロットだった。チャン氏の祖父は、大韓民国政府がスタートした後、初めて正式な特使として１９４８年にロサンゼルスを訪問したチャン・ジファン氏。チャン氏の父、チャン・ジョンギ氏（６５）は、米連邦航空局（ＦＡＡ）の航空局長だ。