「国民俳優」と呼ばれるほど映画ファンらの愛をたっぷり受けている映画俳優、安聖基（アン・ソンギ、５１）氏が「有功映画人」に選ばれた。

安氏は今月１０日午後６時３０分、ソウル・ハイヤットホテルのグランドボールルームで、韓国映画人協会の主催で行われる第４１回「映画の日」の記念式典で、鄭素影（チョン・ソヨン、監督）、イ・ヨンシック（映画企画）、キム・ミョンラック（スチール）氏らとともに「有功映画人」の表彰を受ける。

安氏は５７年、５歳のとき『黄昏列車』で映画界にデビューした。これまで『深く青い夜』（８４年）、『コメディアン』（８８年）、『シルスとマンス』（８８年）、『ホワイト・バッジ』（９２年）、『永遠な帝国』（９５年）など約７０編の映画に出演した。９３年には、第３８回アジア・太平洋映画祭で、『ホワイト・バッジ』で主演男優賞を受けた。

映画の日の記念式典には、文化観光部（文化部）・李滄東（イ・チャンドン）長官をはじめ映画界と言論界の人物およそ７００人が出席する予定だ。行事では、イ・ウンギョルのマジックショー、ジャズ歌手ユン・ヒジョンの祝賀公演、アンドレ・キムのファッションショーも行われる。