【コラム】「民主統一」宣言から80年、金正恩が消した労働党の最初の約束(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.22 13:59
1946年8月30日午前9時10分。当時、北朝鮮共産党のナンバー2だった金鎔範(キム・ヨンボム)が平壌(ピョンヤン)牡丹峰(モランボン)劇場の壇上に立った。北朝鮮共産党と朝鮮新民党を統合して労働党の前身である北朝鮮労働党を創立する場だった。金鎔範は「歴史的発展と使命は一日も早く北朝鮮だけでなく全朝鮮(朝鮮半島)において民主勢力を総結集し、3000万の民族が待ち望んでいる完全な自主独立と民主主義統一政府を樹立することにある」とし、党規約制定の意味を説明した(『北朝鮮共産党創立大会会議録』)。
北朝鮮の金日成(キム・イルソン)共産党委員長に代わって行ったこの演説は、党の正統性と存在理由を「全朝鮮的統一」と「民族的解放」に置いていることを示す、労働党の礎石だった。3000万人の民族の願いである自主独立と統一国家を実現することを目標とした党規約はその後もこの基調を維持し、北朝鮮の組織と宣伝の道具として機能した。北朝鮮は党規約を「党組織と党員の活動準則であり、党組織と党員が一様に守るべき党建設の原則と党生活の規範の総体」と規定している。(『朝鮮語大辞典』)