【コラム】李大統領に足りないもの(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.10 14:29
政権発足当初は李在明(イ・ジェミョン)大統領が「期待以上によくやっている」という見方が多かった。すべてが思い通りに進んだ。支持率は60%前後を行き来していた。国民の力の張東赫(チャン・ドンヒョク)体制が支離滅裂になると「李大統領は野党にも恵まれている」という冗談まで出てきた。世の中はすべて李大統領と民主党のものだった。
6月の地方選挙で思わぬ1敗を喫したことでブレーキがかかった。独走に対する牽制心理が芽生えていたのを看過した。民心は常に絶妙なバランスをとる。その後、民主党代表選出をめぐり親李派と反李派に割れて醜い姿をさらしたうえ、株式・不動産をめぐる混乱も重なった。支持率はあっという間に就任後最低となる37.4%(リアルメーター、9月第1週)まで下落した。勢いに乗っていた政権発足当初を考えるとあまりにも早い失速だった。