【社説】混乱を招いた韓国政府の「黄色い封筒法」指針、法改正が答えだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.08 15:37
「黄色い封筒法」(改正労働組合法)が招いた労働争議対象をめぐる論争を受け、雇用労働部が新たな指針を出したが、現場の混乱は依然として続いている。雇用労働部が示したものは法的拘束力のない施行指針であるうえ、どのようにも解釈できる内容であるからだ。
論争の根源は、改正法第2条にある。賃金、労働時間、福利厚生、解雇などの労働条件に限定されていた労働争議の対象に「労働条件に影響を及ぼす事業経営上の決定」を追加した。問題は「事業経営上の決定」が具体的に何を指すのかを法律に明記しておらず、施行令に委任もしていないことだ。経営上の一つ一つの決定が争議の対象となりかねない「不確実性のわな」に企業を追い込む状況だ。経営側の悲鳴にもかかわらず意に介さなかった政府は、労組が青瓦台(チョンワデ、大統領府)の主導で進められた湖南(ホナム、全羅道)半導体クラスターまでも交渉議題にすると主張すると、ようやく動き始めた。李在明(イ・ジェミョン)大統領が7月に対策を指示したからだ。