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銑鉄が川の水のように…鄭義宣現代自動車グループ会長「ミシシッピの夢」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.07 12:01
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現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長が祖父の鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ創業者の夢だった「銑鉄から自動車まで垂直系列化」の神話を米国で再び書く。これを成功させた世界トップレベルの自動車メーカーは現代自動車グループが唯一だ。

米ルイジアナ州ドナルドソンビルで4日、「現代製鉄・ポスコルイジアナ製鉄所起工式」が開かれた。汝矣島(ヨイド)の2.5倍の面積に相当する737万平方メートル規模の敷地に総額58億ドル(約9045億円)を投じ、年産270万トンの鉄鋼製品を原料から製品まで一度に生産可能な一貫工程システムを作る。電炉基盤の自動車鋼板製造一貫製鉄所は世界で初めてだ。米国で一貫製鉄所が建設されるのは60年ぶりという。

 
鄭会長は「昨年ホワイトハウスで投資計画を発表してから約16カ月ぶりに行われた起工式で意味が大きい。工事を安全に終え、良い製品を生産するのが最も重要だ。韓国と米国がともに新たな機会を創出し、未来世代がさらに大きな可能性を広げられるよう力を入れたい」と話した。

この製鉄所は現代製鉄が50%、現代自動車と起亜が各15%、ポスコが20%を出資した。ポスコグループの張仁和(チャン・インファ)会長は、「ポスコと現代製鉄は韓国ではライバルだが、世界では両社とも韓国企業。ポスコが持っている水素還元製鉄技術、自動車鋼板技術などで両社が協力すれば世界最高の競争力を持つ会社になれる」と話した。製鉄所は10-12月期に着工し、2029年1-3月期から自動車鋼板を生産、供給するのが目標だ。

現代自動車グループには「銑鉄から自動車まで」つながる一貫生産体系を自動車王国である米国でもう一度再現するという意味がある。韓国では2010年に現代製鉄唐津(タンジン)工場が完工し、鄭周永創業者の33年の宿願を鄭夢九(チョン・モング)現代自動車グループ名誉会長が完成させた。製鉄所はジョージア州の現代自動車と起亜の工場だけでなく、米自動車業界の自動車鋼板供給網にも加わるのが目標だ。

米国で生産した鉄鋼を自動車に限定せず、現代自動車グループのヒューマノイドロボット「アトラス」やロケット産業などにも用いるという構想も出した。鄭会長は「ここで製造された鉄鋼は当然アトラスにも使い、さらにスペースXのようなロケットにも供給できれば良い」と話した。

製鉄所一帯の環境も強みだ。米国産業の大動脈であるミシシッピ川に隣接しており、近くの鉄道網も活用できるなど物流競争力が高い。また、米国は韓国より天然ガスや電力などエネルギー費用が低く、原価競争力確保に有利なだけでなく現地生産により米国の高い鉄鋼関税リスクを減らすことができる。鄭会長は「製鉄所が生産を始めれば米国にも供給し、現代自動車グループも米国生産車両の品質を高めシナジーを出すことができる」と話した。現代製鉄の李輔竜(イ・ボリョン)社長は「今回のプロジェクトは単純な建設を超え鉄鋼産業の未来と生態系成長の出発点」と話した。

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    2026.09.07 12:01
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    米ルイジアナ州ドナルドソンビルで4日に現代製鉄・ポスコルイジアナ製鉄所の起工式が開かれた。左からポスコグループの張仁和会長、ルイジアナ州のランドリー知事、現代自動車グループの鄭義宣会長、カーター米連邦下院議員、産業通商部の金正官長官、キミット米商務次官、現代製鉄の李輔竜社長がくわを入れている。[写真 現代製鉄]
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