【時視各角】国民を危険にするな=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.04 15:35
作家の柳時敏(ユ・シミン)氏が李大統領を「傲慢な権力者」と批判した際、与党陣営は極度の不快感を表した。直ちに「呪いをかけるな」といった反応が相次いだ。柳氏はその発言をしたユーチューブ番組で李大統領の支持率について「もうすぐ30%台が出てくる」と語った。ほどなくして李大統領の国政運営に対する肯定的な評価が38.9%という世論調査結果が発表された(リアルメーター、8月31日)。
しかし柳氏に特別な予知能力があって支持率の下落を的中させたとは思わない。リアルメーターは不動産をめぐる世論の悪化、大法官(最高裁裁判官)候補者の任命拒否をめぐる違憲論争、済州行方不明者事件で浮上した警察不信、与党陣営内部の対立などが支持率下落の要因になったと分析した。ほぼ同じ時期に行われたギャラップの調査でも、大統領の職務遂行に対する否定的評価の主な理由に不動産政策、検察権限縮小、経済・生活、道徳性問題・自身の裁判回避が上位4項目に挙がった。与党陣営の内部ではこれが支持層の離反かどうかをめぐる論争があるようだが、それは彼らだけの消耗的な議論にすぎない。世論調査を見る限り、支持率の下落は進歩・中道・保守、そしてすべての年齢層で共通して見られる現象だ。ただ、下がり方が大きいか小さいかという差があるだけだ。