【社説】軍事境界線を越える北朝鮮、阻止しないのか、できないのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.04 14:07
北朝鮮軍が軍事境界線(MDL)を越える事例が相次いでいる。北朝鮮がMDL一帯で道路や陣地の建設を進める中、一部には北朝鮮軍による境界線越えが常態化した区間もある。韓国軍は、熱画像監視装置(TOD)などをMDL付近に前進配備する案を検討している。境界線を越えたかどうかを正確に識別し、不必要な警告射撃や誤判断を減らすのが狙いだ。必要な措置ではあるが、問わずにはいられない。北朝鮮軍が繰り返し境界線を越えているのに、われわれは阻止しないのか、それとも阻止できないのか。
問題は、境界線越えが単なるミスではないという点だ。北朝鮮は前線の要塞化を進めながら、道路や陣地を設け、地雷まで埋設して兵力を定期的に移動させている。一部の移動経路がMDLの南側を通っているため、境界線越えと警告射撃が繰り返される構図になっている。韓国軍の対応も変わらなければならない。