わずか1時間で都市をのみ込む…氷河湖という「時限爆弾」におびえる3カ国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.03 09:45
最近発生したネパールの大洪水を受け、南米の3カ国で不安が高まっている。ペルー、アルゼンチン、チリにまたがるアンデス山脈で、今回の災害と同様の「氷河湖決壊洪水(GLOF)」が発生するのではないかとの恐れが広がっているためだ。地球温暖化によって氷河が急速に溶けて氷河湖が増え、岩盤がもろくなるなか、これらの地域では洪水や地滑りの危険性が高まっていると、UPI通信が1日(現地時間)に報じた。
最も差し迫った危機に直面しているのはペルーだ。ペルー国立氷河・山岳生態系研究所(INAIGEM)のパオラ・モシェラ所長は現地メディアに対し、「ペルー国内には氾濫の恐れがある湖が528カ所あり、このうち58カ所は高リスクに分類されている」と語った。特にアンデス山脈に近いアンカシュ地域では、都市や主要インフラが、洪水や地滑りの想定経路上に位置している。