【社説】半導体特需に頼る韓国政府の821兆ウォン予算…余裕ある時に国の借金返さなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.02 12:01
韓国政府が半導体好況に頼った820兆9000億ウォン規模の来年度予算を確定した。今年度本予算より12.8%の93兆ウォン増えた「ウルトラ予算」だ。湖南(ホナム)半導体工場など3大メガプロジェクトをはじめ、研究開発、青年雇用、国防費などで政府支出が大幅に増える。政府は法人税と所得税が増え来年の総収入が今年より30.4%の205兆6000億ウォン増加した880兆8000億ウォンに達するとみた。これを基に思い切った支出に出るものだが、問題は半導体特需の持続性だ。
世界経済には韓国経済をいつでも揺るがすことができる「灰色のサイ」があちこちに隠れている。まず半導体好況のピークアウトへの警告音が大きくなっている。人工知能(AI)データセンター建設に出たビッグテックが社債など大規模借入をしており、これに加え40兆ドルを突破した米国の国の負債も世界的金融不安を増幅させている。物価上昇で米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の追加引き上げに出るならば、韓国は2008年の金融危機と2010年の南欧財政危機に劣らない経済衝撃に直面しかねない。