【コラム】「ディテール大統領」の光と影=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.31 14:55
就任から1年3カ月となる李在明(イ・ジェミョン)大統領の特徴は、細部への徹底したこだわりにあるようだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)での会議で「私が(城南)市長だった時は制服代が30万ウォンだったが、いつの間にか60万ウォンに迫り、親を苦労させている」とし、改善を指示した。さらに「制服生産者の協同組合をつくって雇用も増やし、素材も国産を使えば国内産業の発展に役立つのではないか」とも話した。そのわずか8日後に開かれた教育・財政経済部、公正取引委員会、企画予算処、中小ベンチャー部による「制服制度対応策」と題した合同会議では、学校ごとの制服費用を全数調査することになった。保護者の立場からすれば大統領の一喝はうれしいことに違いない。一般に人のメッセージとは自らの記憶や経験が染み込んだ認識の窓を通じて生成される。
李大統領の少年工時代の日記には、「制服」が頻繁に登場する。「私の少年時代には制服を着ることができなかったという傷が刻まれている。真っ白な制服のカラーの女子生徒たちと向き合うと、全然違う自分の状況に泣くこともあった」。「普段着を買う方が効率的だが、制服への憧れがあまりにも強く、似合わない制服を買って着て大学の入学式に行った」。城南市長時代には中学校の制服無償支給を、京畿道知事としては道全体での無償制服支給を推進した。