【コラム】AI3強、知識の通関で決まる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.28 15:16
李在明(イ・ジェミョン)大統領は半導体・フィジカルAI・データセンターを大韓民国AI大躍進の「三角軸」と呼んだ。半導体はクレーン、データセンターは埠頭、フィジカルAIは現実を行き来する船団だ。では、貨物はどこにあるのか。大学の書庫や博物館の収蔵庫、工場の熟練者が持つ知識は、税関申告書すら書けないまま眠っている。国家はチップを、大学は論文を、プラットフォームはクリック数を数える。知識が産業へと何回渡っていったのかは誰も数えようとしない。
歴史学が良い例だ。学科は危機だと言われるが、ユーチューブには軽自動車とフェラーリのエピソードにいたるまでコンテンツが夜通し溢れ返っている。歴史は生きている。その住所を博物館・ゲーム・ドラマ・ファンダムへと移したのだ。検証された知識は(論文の)脚注の中で飢え、出所のわからない物語が広告収入を貪っている。問題は需要ではなく「通関」にある。