【社説】第2の済州行方不明事件を防ぐため対応体系の全面改編を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.27 15:39
済州(チェジュ)のチャン・ミランさんの事件は、警察の行方不明者対応システムがいかにずさんであるかを如実に表した。一昨日(25日)逮捕された済州西部警察署のブ警部補は5月15日、行方不明者届を出した人物に「チャンさんと連絡が取れた」という趣旨の嘘をついた後、交通事故死として事件を独自に終結させた疑いが持たれている。ブ警部補が担当した60代の男性の行方不明事件も、チャンさんと同じく虚偽の終結処理が行われ、2人とも最近、遺体で発見された。
これを警察一人の逸脱として済ませることはできない。警察が家族などに無事だと嘘をつき、電算上では死亡処理をしても、こうした事態を把握できないというシステム自体が問題だ。兪在成(ユ・ジェソン)警察庁長官職務代行も24日、国会で、担当者が事件を終結できる構造だと伝えながらシステム上の問題があったと認めた。こうした行方不明事件の処理が警察1人の手に左右される構造なら、類似の虚偽終結がなかったか徹底的に調査する必要がある。また、チャンさんと60代の男性の正確な死亡の経緯と犯罪との関連性も明確にしなければいけない。