【コラム】沈んでいくのは米国ではなく「米国例外主義」だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.26 11:50
10-12月期に向かっていくいま、世界の投資地形は年初とは全く異なっている。地政学的なニュースがヘッドラインを飾っているが、より重要な変化は市場構造で進行している。この20年間に世界的資産を米国に集中させた「米国例外主義」の力が弱まっている。ドル、金利、株式市場で同時に現れているこの変化は、今後数年間で資産配分の文法を書き換える可能性が大きい。
最初に、ドル安だ。ドルは高値から大きく値を下げた。世界的投資家の米国株式・債券の投資比率が高まり、資産多角化の必要性も大きくなっている。AI投資の機会を逃さないかとの懸念のため米国株式の大規模売りはまだ現れていないが、米国資産に対する過度な露出を減らそうとする動きはドル需要を弱めさせかねない。政策の不確実性、財政赤字、米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性に対する懸念もドル安を後押しする要因だ。