【社説】半導体特需による追加税収、現政権がすべて使うべきでない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.24 15:11
半導体特需で増えた税収を目先の現金性福祉支出ではなく、韓国経済の体質を強化し、将来に備える用途に使おうという共感があった。政府が先週発表した未来対応基金推進案は、一見するとこうした期待に応えるもののように見える。朴洪根(パク・ホングン)企画予算処長官は未来対応基金について「潜在成長率の反騰を後押しする戦略的投資プラットフォームであると同時に、税収の変動性を緩和する財政安定化装置として活用する」と述べた。未来対応基金は、過去10年間の内国税の年平均増加率を上回る追加税収と、当初の推計より多く徴収された当該年度の税収である超過税収を集めたものだ。規模が200兆ウォンに達すると予想されるこの基金は、青年、成長エンジン、地方、教育・人材の4分野に集中投資する。
しかし、懸念される点は一つや二つではない。第一に、既存の予算事業との重複が増える可能性がある。最近の政府予算では「未来対応」を名目とする予算項目が抜けたことがない。政府が強調する4つの重点分野についても、政府はすでに一般会計から予算を支出している。企画予算処が基金事業の例として挙げた青年文化芸術パスの拡大や青年住宅支援、農漁村基本所得などを見ると、政府は基金を自分たちが自由に使える金のように利用しようとしているのではないかと心配になる。しかも基金は支出額の20~30%を国会の同意なしに政府の裁量で変更することができる。監視を受けない非常用資金になる可能性がある。