【社説】AIに崩れる韓国国産プラットフォーム神話
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.12 12:07
韓国ポータルサイトの代名詞ネイバーが韓国のモバイルユーザー数で生成型AIジェミニを検索に移植したグーグルに初めて追い越された。11日に発表された先月の生産性アプリ(業務・学習・検索を効率的に支援するアプリ)ランキングでグーグルアプリは月間アクティブユーザー数(MAU)4702万人で1位になった。ネイバーは4684万人で2位だった。集計が始まった2021年3月以降で初めての逆転だ。生成型AIのチャットGPTのアプリもMAUが1645万人に急増し7位に上がった。8位のダウムの630万人の2.6倍だ。1カ月の数値で格差が小さく傾向を断定するには早いが、生成型AIが検索と情報利用の構図を変えており、これを前面に出した米国ビッグテックの攻勢が尋常でないというのが業界の評価だ。
これまで韓国は米国プラットフォーム独走の中でも自国のデジタル領土を守ったごく少数の国だったため今回の追い越しの衝撃は大きい。マイスペースに代わり流行した交流サイト(SNS)第1世代のサイワールド、ワッツアップを圧倒したカカオトーク、ヤフーやグーグルに対抗したネイバーとダウムなど、独自のデジタル生態系を保有してきた。海外サービスを遮断したのではなく、検索と密着した生活型サービスと多様なコンテンツで世界的ビッグテックと競争して得た成果だった。ところがいまはユーザーが国産ポータルの検索品質下落を体感している状況で、検索と関連したコンテンツ消費とコミュニケーション領域にまでAI技術力で武装した世界的プラットフォームへと急速に離脱している。