「2つの国家論」が「2つの外国論」にならないように…憲法の枠組みで平和共存解決策求めなくては=韓国(1)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2026.08.09 11:15
北朝鮮は3月に大規模な憲法改正を断行した。新しい憲法の特徴は大きく3種類程度に要約される。まず既存の社会主義憲法という名称から「社会主義」をはずし、「朝鮮民主主義人民共和国憲法」という新たな名称を使ったことからわかるように、1972年から守ってきた理念的の表現の多くが消え、無償治療や税金のない国など現実と乖離した用語も削除された。搾取、圧迫、破壊策動など、最高の法である憲法には不似合いな闘争的表現も姿を消した。北朝鮮が「正常国家化」を指向する憲法を作ったという評価が出ている背景だ。
国務委員長の権限を大幅に強化した部分も目に付く。社会主義から後退したというがそれだけ指導者の権限は強化した。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に金日成(キム・イルソン)「主席」以上の権限を独占的に付与し、体制守護に隙はないという意志を現わした。唯一指導力を強化した国務委員長は核武力指揮権を独占し、委任権まで新設して各種危機状況に備えた制度的装置を構築した。