【コラム】AIサプライチェーン、隠れた受益国はタイ・マレーシア
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.07 11:56
国際通貨基金(IMF)は、昨年7月の「世界経済見通し」の修正で、AIハードウェアの純輸出上位4カ国として台湾、韓国、タイ、マレーシアを挙げた。この4カ国の今年1ー3月期の成長率は予想より平均4.4ポイント高かったが、他の国は平均0.3ポイント低かった。韓国と台湾は世界的な半導体大国だから当然のように見えるが、タイとマレーシアはやや馴染みがない。しかし、AIサプライチェーン・マップは私たちの常識とは異なる様相を見せている。
IMFがAIハードウェアとして分類した品目には、プロセッサーやメモリーチップだけでなく、コンピューター・サーバー部品、半導体製造装置、ストレージ、電子組立品が含まれる。タイはサーバーやストレージ、プリント基板(PCB)、電力機器を生産し、ハードディスク(HDD)は世界の17%を占める第2位の輸出国だ。1983年にシーゲイトが進出したのを契機に、40年以上にわたって形成されたクラスターの成果だ。コンピューターの輸出も世界11位だ。マレーシアは世界の半導体後工程(組立・検査・テスト)の13%を処理しており、集積回路の輸出は台湾の約半分、韓国の3分の2の規模に留まっている。この分野はこれまで低付加価値の工程に分類され、規模に比べて注目されてこなかった。