【社説】否定的評価が50%超えた日に帰国した李大統領の課題
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.04 16:09
李大統領が米国・南米歴訪を終えて昨日帰国したが、出迎えたのは喜ばしくない知らせだった。リアルメーターの世論調査で李大統領の国政遂行に対する否定的な評価が50.5%となり、就任後初めて50%を超えた。肯定的な評価も45.9%で最低値だった。就任後で最も長い7泊11日の歴訪中、李大統領はサムスン電子・SKハイニックとグローバルテック企業との1390兆ウォン(約150兆円)規模の協力を結びつけ、ブラジル・チリ・アルゼンチンと主要鉱物およびエネルギーサプライチェーンの協力を拡大することに合意するなどの成果を出した。しかしその手柄をアピールする暇もなく、帰国から3時間ほどで不動産・株式市場の点検会議を始めた。息つく暇もない外交日程の疲れを癒やせないほど内政問題が臨界点に達している状況だ。
不動産と株式市場は過去にないほど不安定な動きを見せている。7月の1カ月間、KOSPI(韓国総合株価指数)は2008年10月の金融危機(-23.13%)以来の最大幅となる22.19%の下落となった。6月に9000を超えていた指数が一時は6000を割った。変動性拡大の原因として単一銘柄レバレッジETFの導入が挙げられ、それを主導した青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金容範(キム・ヨンボム)政策室長は 職権乱用などの容疑で昨日告発された。国民大討論会を開いて不動産政策の解決策を模索しているが、ソウルのマンションは売買・家賃が同時に上昇している。昨日発表された増税一辺倒の不動産税制改定も副作用が懸念される。