【社説】韓国外交部、外交網をハッカーに突破されて10カ月間も把握できないとは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.22 11:46
韓国外交部本部に設置された国立外交院オンライン教育システムがハッキングされ、外交部本部職員、現・元外交官、在外公館職員、政府各省庁の駐在官など約1万人分の情報が流出したことが明らかになった。情報当局は北朝鮮などの国家が背後にあるハッキング組織による犯行の可能性を調べている。海外駐在官として派遣された情報機関要員の身元情報までが漏えいした場合、単なる個人情報の流出では済まず、国家安全保障を脅かす重大事件となる。ハッキングの主体が最終的に確認されていないとしても、今回の事態は国家レベルのサイバー安全保障の失敗と見るべきだ。
さらに大きな問題は、ハッキングそのものよりもこれを10カ月間把握できなかったという点だ。ハッカーは昨年4、5月にシステムに侵入し、今年2月に国家情報院から通知を受けるまで、外交部のサーバーに出入りしていた。その間、外交部は侵入の事実すら認識していなかった。ハッキングされたサーバーは外交部本部内に設置されていたにもかかわらず、定期的なセキュリティー点検の対象から外れていた。また、退職した外交官や復帰した公務員の個人情報を削除していなかったことも基本的な情報管理原則を怠った結果だ。