ホルムズ・紅海・黒海もすべて封鎖されるのか…原油・穀物の大動脈に非常事態
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.22 06:46
世界経済を支える二つの生命線が同時に揺らいでいる。原油輸送の要衝である紅海と、穀物輸送の大動脈である黒海が、イラン戦争とウクライナ戦争の余波で相次いで危機的状況に陥っているためだ。親イラン系のイエメンのフーシ派は20日(現地時間)、サウジアラビアに対する海上封鎖を宣言した。フーシ派が支配するイエメン西部は、紅海南端の要衝バブ・エル・マンデブ海峡に面しており、海峡内で商船への攻撃が再開されるのではないかとの懸念が出ている。フーシ派は2023年以降、紅海を航行する商船を繰り返し攻撃し、世界の海運を混乱させた前歴がある。
フーシ派による今回の封鎖宣言は、米国とイランの戦争の延長線上にある。今月13日、サウジアラビアがイエメン・サヌア国際空港の滑走路を空爆し、イランで開かれたアヤトラ・アリ・ハメネイ前最高指導者の葬儀に参列して帰国する途中だったフーシ派代表団の搭乗機の着陸を阻止したことで、双方の緊張が急速に高まった。フーシ派は報復としてサウジアラビアのアブハ国際空港にミサイルとドローン攻撃を実施し、さらに米国の対イラン軍事作戦を支援する国々に代償を払わせるとして、サウジアラビアへの海上封鎖を宣言した。フーシ派は20日、複数のグローバル海運会社に送った電子メールで、「サウジアラビアのすべての港で船舶への貨物の積み下ろしを禁止する」と警告した。