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AIチップいっぱい載せて…「空を飛ぶ」韓国と台湾の航空会社

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.21 11:46
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人工知能(AI)サーバーと半導体を運ぶ貨物機がアジアの航空会社の業績を引き上げている。AIインフラ投資拡大に押され韓国と台湾の航空会社の貨物売り上げはこの3年ほどで最高水準まで増えた。

ブルームバーグが大韓航空と台湾の中華航空、エバー航空の4-6月期業績データを独自分析した結果、これら航空会社の貨物売り上げが3年余りで最高水準を記録したことがわかった。

 
これら航空会社は半導体とその他装備の運送が新たな貨物需要の流れを牽引したと明らかにした。AIサーバーと高性能半導体など先端装備は衝撃と微細な温度・湿度変化に極めて敏感な精密機器だ。損傷リスクが大きく、正確な配送時期が要求される特性上、恒温・除湿と精密振動制御装備を備えた航空特殊運送が必須だ。これに加えAIデータセンター構築に必須の電力変圧器など大型・重量貨物輸送需要まで増えた。このような高付加価値貨物受注増加が航空会社の貨物単価と収益性を同時に引き上げる役割をしている。

バンク・オブ・アメリカのアジア太平洋運送リサーチ部門トップ、ネイサン・ジ氏は「貨物事業はアジア太平洋地域の航空会社に核心的な好材料だった」と説明した。彼は最近始まったAIスーパーサイクルと堅調な電子商取引物流量、そしてタイトな供給がかみ合わさり「強力な価格決定力を後押ししている。2027年まで航空貨物のファンダメンタルズ見通しに対し楽観的に見ている」と説明した。

専用の貨物機編隊を保有する台湾と韓国の航空会社は比較的有利な位置にある。韓国のSKハイニックスとサムスン電子はAIサーバーに搭載されるメモリーチップ部門で世界3大メーカーのうち2社であり、台湾のTSMCはエヌビディアの主要委託生産企業だ。公式貨物運賃データであるTAC指数によると、香港とソウル、台湾など主要地域から米国に向かう主要航空貨物路線の運賃はこの数週間で2022年以降の最高水準まで上がった。今週初めに大韓航空はアナリストの見通しを4倍以上上回る営業利益を発表し、世界的なAI投資が貨物売り上げを50%近く引き上げたと明らかにした。またAI関連産業のような高成長貨物部門に対する集中を継続するとも説明した。

AIチップ物流のおかげで航空会社は今年初めに勃発したイラン戦争による航空燃料価格急騰の負担を緩和した。航空燃料は通常航空会社の営業費用の30%ほどを占め、原油価格急騰時には業績への打撃が避けられない。だが1日でも早くチップを確保しなければならないビッグテック企業の価格抵抗線が低いため、航空会社は原油価格を運賃と燃油サーチャージにそのまま反映できた。

エバー航空は14日、ブルームバーグにAIサーバー関連物品が台湾と米国間の全航空貨物の40~50%を占めると明らかにした。バンク・オブ・アメリカによると、AI関連貨物はアジア太平洋地域の他の品目を追いやっているという。

AI発の需要増加は貨物機発注ブームにもつながっている。エバー航空は増える需要に対応するため2028年までに貨物機3機を追加で導入する予定だ。中国南方航空は先月ボーイングB777型貨物機を最大10機発注した。キャセイパシフィックはエアバスA350F貨物機2機を追加発注し総発注機数を8機に増やした。エアチャイナカーゴは5月にA350F発注機数を10機に引き上げた。

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