【社説】韓国株式市場を揺るがすレバレッジETF、弥縫策では不安を解消できない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.17 14:45
政府と金融当局の責任者4人(F4)が昨日、緊急会合を開き、単一銘柄レバレッジETFの基本預託金を1000万ウォン(約109万円)から3000万ウォンに引き上げ、預託金も現金に限り認める内容の補完対策を発表した。取引最小単位は1株から20株へと引き上げられ、投資教育の時間は2時間から3時間に拡大される。該当商品の新規上場も暫定的に中断される。李在明(イ・ジェミョン)大統領が前日、「迅速な補完策」を指示したが、その後続措置だ。投資家のハードルを高めるということだが、この程度の補完策では現在の市場の不安を解消するのは難しいという見方が多い。
単一銘柄レバレッジETFは、株価が上がれば買い増し、下がれば売り増しをすることで毎日のレバレッジ倍率を合わせる。この過程で大規模なリバランス注文が取引終了直前に集中する。急落相場では機械的な売りがさらに株価を下げ、これが関連指数に連動するETFや派生商品などの追加の売りにつながる悪循環を生む。すなわち、尻尾が胴体を振る格好だ。