【社説】カナダ潜水艦受注失敗、安保協力なき韓国防衛産業の限界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.08 15:46
一昨日(6日)、最大60兆ウォン(約6兆5000億円)規模となるカナダの次世代潜水艦導入事業で、ハンファオーシャンはドイツのティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)に敗れた。韓国政府・企業が総力を挙げて受注活動を展開したものの、カナダは最終的に同じ北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるドイツを選択した。李在明(イ・ジェミョン)大統領はSNSで「今回の経験が、世界有数の潜水艦建造国と堂々と競い合った優れた性能と技術力をさらに高める礎となるだろう」と述べた。
しかし今回の受注失敗を見ると、潜水艦建造の先進国であるドイツと互角に競争したという事実に満足することができない、根本的な要因に目を向ける必要がある。マーク・カーニー首相はドイツを選んだ理由について、カナダの「戦略的安全保障」を強調し、「NATOとの完全な相互運用性が確保されており、共同任務の遂行が可能だ」と説明した。ウクライナ戦争後、世界最大の防衛産業市場として浮上した欧州などNATO加盟国に対し、コストパフォーマンスや納期順守、産業協力パッケージを前面に打ち出してきた従来の輸出戦略が通用しなくなっているということだ。