韓国「異常な就職難」…中小企業の採用1人に1800人が殺到(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.07.06 13:35
産業研究院の報告書「労働市場の二重構造と若者の就職:大企業と中小企業の賃金格差を中心に」によると、2024年時点で大企業の労働者の月平均賃金は613万ウォンで、中小企業の労働者の賃金307万ウォンの約2倍だった。大企業に対する中小企業の賃金比率は、2015年の0.43倍から2024年には0.49倍へと小幅に改善したが、若者が実感する金額の差は、同じ期間に298万ウォンから365万ウォンへと、むしろさらに拡大した。
特に産業研究院は、サムスン電子やSKハイニックスなど半導体業界における成果給の支給を例に挙げ、大企業と中小企業の名目賃金格差がさらに拡大する中、若者にとって「大企業に入社できるかどうか」が一段と重要になっていると分析した。産業研究院は「25歳から49歳までの年齢別平均賃金の差を単純に計算するだけでも、大企業に入社した人は中小企業に入社した人より、賃金所得で約10億ウォン多く得られる」と分析した。若者にとって大企業志向は、単に求める条件が高いという問題ではなく、生涯所得の格差を左右する選択になったということだ。