【コラム】半導体共和国の財政政策=韓国(2)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2026.07.05 10:16
韓国と類似の台湾を除けば、特定製品の輸出価格の浮沈に国の経済がこの程度まで依存するケースは資源大国で見つけることができる。韓国でも注目されたサウジアラビアのネオムシティ計画は原油価格の騰落で財政が持ちこたえることができず5~6年でほぼ白紙化されている。
極端な事例は2010年代のモンゴルだ。モンゴルは世界的金融危機で主要原材料価格が急落し2009年に国際通貨基金(IMF)の救済金融を受けたことがある。それでも2010~2012年には鉱山開発投資資金流入と銅価格急騰で成長率が17%まで上がり、急増した税収を賃金・年金引き上げと現金支給プログラムなどに投じた。その後銅価格が下落すると財政赤字が増え始め、2016年には国内総生産(GDP)の15%を超えた。その結果GDPの40%を挟んで推移していた政府負債がわずか5年後の2017年には87%まで上がった。結局モンゴルは再びIMFの救済金融を受けなければならなかった。