【社説】MDL手前まで要塞化した北朝鮮、これ以上放置してはならない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.23 16:03
北朝鮮が最前方軍事境界線(MDL)の手前まで要塞化作業を拡大したことが分かった。軍当局によると、北朝鮮軍は最前方MDLの北側80~90メートルの区間まで鉄条網を前進設置し、MDL上から5~10メートル離れたところまで地雷埋設のための不毛化作業を進めた。1953年の停戦協定締結以降、南北がMDLを中心にそれぞれ2キロずつ非武装状態を維持することを約束して守ってきた非武装地帯(DMZ)の根幹を揺るがす挑発だ。
今回の措置は北朝鮮が南北関係を「敵対的な二つの国家」と規定した後の2024年4月から本格化した。北朝鮮があえて最前方に地雷を埋設して巨大な防壁と鉄柵を設置するのは、DMZを全面武装化し、休戦ラインを国境線化するという露骨な敵対意思であると同時に、有事における韓米の反撃に対応しようとする多重の布石と分析される。後方の核・ミサイル高度化と前方の通常軍事現代化を結合して実質的な軍事脅威を最大化しようという意図だ。