韓国だけではない「怒れる2030世代」…米国・カナダでも「進歩派既得権」を敬遠
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.11 15:27
韓国だけでなく、世界各国で若年層の保守支持が強まる現象が現れている。「若い時は進歩派、年を取れば保守派」という古い観念が崩れつつあるのだ。専門家は、これを単純な2030世代の保守化として見るのではなく、西側諸国の「韓国586世代」に相当する68年革命世代が主導してきたさまざまな進歩的社会変化の流れに反発する若者層、いわゆる「アングリー・ヤング(Angry Young)」世代の台頭と解釈している。進歩派政治勢力が既得権化したことで、それに対する抵抗精神を強めながら保守化する流れにつながっているというのだ。
米国とカナダが代表的な例だ。米国の「アングリー・ヤング」は、オバマ政権(2009~2017年)とバイデン政権(2021~2025年)期に続いた移民受け入れ政策や、ポリティカル・コレクトネス(PC)を強要するかのような社会的雰囲気に疲労感を覚え、本格的に「トランピズム」に傾き始めたとの見方が専門家の間で示されている。カナダでは、ジャスティン・トルドー前首相が2015年に多文化主義をカナダのアイデンティティの核心に掲げて当選したが、急進的な移民政策の影響で住宅費や生活物価が急騰すると、若年層の支持は急速に冷え込んだ。結局、トルドー前首相は2024年10月に移民政策の失敗を認め、2025年1月に早期辞任した。中南米地域では、「ブルータイド(保守勢力の政権掌握)」の勢いが顕著だ。それぞれ「チリのトランプ」「南米のトランプ」と呼ばれるチリのホセ・アントニオ・カスト大統領やアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領など、保守系政治家が相次いで政権獲得に成功している。