【コラム】台湾は「灰色のサイ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.08 13:31
ウクライナ戦争やイラン戦争を見ながら、常に頭から離れない懸念がある。ある日突然、台湾有事に直面するのではないかという不安だ。先月、トランプ米大統領の訪中後、その不安はさらに大きくなった。台湾を交渉カードとして利用するかのようなトランプ大統領に対し、中国の習近平国家主席は「米国は台湾を守るのか」と問い詰めるように尋ねた。
また、「台湾独立と台湾海峡の平和は、水と火のように相容れない(水火不容)」とも述べた。台湾独立問題が台湾有事の導火線であることをうかがわせる発言だ。しかし問題は、何をもって台湾独立とみなすのかについて、米国・中国・台湾それぞれの考え方が異なる点にある。台湾の頼清徳総統は、台湾と中国が互いに従属しない状態こそが台湾独立だと述べる。