【社説】機密漏洩の声を自ら招いた韓国国防長官の発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.03 16:05
韓米の戦時作戦統制権(戦作権)転換に向けた両国の評価レベルを公開した安圭伯(アン・ギュベク)国防部長官の発言が機密漏洩という声を呼んでいる。安長官は先月31日、シンガポール出張中に「韓米両国は2020年に戦作権転換条件の94%にすでに達したと合意したのをはじめ、わが軍の能力について十分に説明した」と明らかにした。この日、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)に出席した米国の議員らと会い、韓国軍の戦作権行使能力を説明して協力を要請したということだ。
韓米は条件が整えば戦作権を韓国軍に転換することにし、具体的なマニュアルを作成して評価を進めている。しかし具体的な評価項目や移行水準は韓米連合の機密と見なされている。一歩間違えれば、韓米の連合戦力水準や防衛態勢が北朝鮮などに知られかねないという懸念のためだ。ところが国防トップが自ら両国の軍当局が公開を避けてきた「94%」という具体的な数値に言及した。