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韓国、中東発の物価高が直撃…3%台も突破

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.03 06:47
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韓国では消費者物価が2年2カ月ぶりに3%台を上回った。中東情勢に伴う原油高ショックの請求書だ。物価・為替レート・金利が同時に上昇する「3高」が現実化し、家計と企業の負担もますます重くなっている。

2日、韓国国家データ処によると、先月の消費者物価指数(2020=100)は前年同月比3.1%上昇した。4月(2.6%)に比べると0.5ポイント上昇した。上昇率が3%を超えたのは2024年3月以来初めてだ。

 
急騰した原油価格が直撃した。石油製品価格は前年同月比24.2%上昇し、全体物価を0.92ポイント押し上げた。ロシア・ウクライナ戦争当時の2022年7月(35.2%)以来の高水準だ。特に、軽油(33.3%)とガソリン(23.1%)の上昇率が目立った。

原油価格上昇の影響は旅行・交通はもちろん、サービス物価全般にも広がった。燃油サーチャージの引き上げにより国際航空運賃は33.5%急騰した。1995年の関連統計作成以来、最大の上昇率となる。住宅修繕材料費やクリーニング代など、石油を原料とする品目も相次いで上昇した。

韓国政府は石油製品最高価格制と燃料税引き下げ対策が先月の消費者物価上昇率を0.6ポイント引き下げたと推定している。これがなければ消費者物価上昇率は3.7%に達していたことを意味する。

◇為替レート、12営業日連続で1ドル=1500ウォン台…金融危機時より長期化

食卓物価も予断を許さない。農・畜・水産物価格は2.2%上昇し、3カ月ぶりに上昇に転じた。野菜価格は下落したが、畜産物と水産物はそれぞれ5.8%、5%上昇した。特に高病原性鳥インフルエンザ(AI)の影響が続き、卵価格は10.2%上昇した。為替高の影響で輸入牛肉価格も7.6%上昇した。タチウオ(15.1%)、イシモチ(14.6%)、サバ(5.1%)など輸入依存度の高い品目を中心に水産物価格も上昇が続いた。

物価は当面3%台を維持する可能性が高い。韓国銀行調査局のイ・ジホ局長はこの日「石油類価格の上昇率が高水準を維持しており、6月の物価上昇率も5月並となる」と述べた。

上昇する物価は利上げ観測にも拍車をかける点で負担だ。さらに韓国銀行が注視する生活物価上昇率は3.3%を記録した。2024年4月(3.6%)以降で最も高い。生活物価指数は消費支出頻度の高い144品目で構成され、体感物価を示す指標だ。

3高の最後の軸である高為替レート(ウォン安)圧力も強まっている。対ドルのウォン相場が再び1500ウォン台に定着し、物価高局面の長期化に対する懸念の声も聞かれる。原油高に加えてウォン安によって輸入物価が上昇すれば、生産者物価を押し上げ、これは時差を置いて消費者物価に反映される。2日、ソウル外国為替市場ではウォン相場は前日比12.1ウォンのウォン安ドル高となり、1ドル=1516.4ウォンで取引を終えた。12営業日連続で1500ウォン台を記録した。2009年の世界金融危機当時に11営業日連続で1500ウォン台を上回った記録を更新した。取引中には1520.1ウォンまで上昇し、2カ月ぶりに1520ウォン台となった。

梨花女子大学経済学部の石秉勲(ソク・ビョンフン)教授は「(経済は)半導体など一部業種中心の成長で庶民の体感景気は依然として低迷している」とし、「こうした状況で3高が現実化すれば家計負担が拡大する可能性がある」と述べた。

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    2026.06.03 06:47
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    先月、消費者物価が2年2カ月ぶりに最大幅で上昇し3%台を記録した。中東戦争の余波で国際原油価格が急騰し、石油類価格が3年10カ月ぶりの最高水準まで上昇して物価指数を押し上げた。写真は2日、ソウル市内のガソリンスタンドの様子。聯合ニュース
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