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「特使」姜勲植大統領秘書室長、カナダへ…カザフスタンに続き原油供給網の多角化に取り組む

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.06.01 09:47
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姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長が、韓国とカナダのエネルギー・資源、サプライチェーン、先端産業分野における協力拡大を協議するため、戦略経済協力担当の大統領特使の資格で仁川(インチョン)国際空港からカナダへ出国した。

姜室長はこの日、フェイスブックを通じて、「5月8日の両国首脳による電話会談でも確認したように、韓国とカナダの関係は経済、エネルギー、先端産業全般へと急速に広がっている」とし、「特に中東情勢が長期化する中、両国の経済・産業構造は相互補完的であり、グローバル中堅国同士として、協力によるシナジーが非常に大きいことを実感している」と明らかにした。そのうえで、「4カ月ぶりとなる2回目の特使訪問であるだけに、両国間の戦略的協力を拡大できる実質的な成果を上げられるよう最善を尽くしたい」と付け加えた。

 
複数の青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)関係者によると、姜室長は31日から来月3日(現地時間)までの3泊4日の日程でカナダのトロントとオタワに滞在し、カナダの高官らと相次いで接触する。特使団には文慎鶴(ムン・シンハク)産業通商資源部次官をはじめ、産業通商資源部や韓国石油公社、韓国ガス公社、韓国鉱害鉱業公団、韓国輸出入銀行、貿易保険公社の関係者らも含まれた。SKエナジーやHD現代オイルバンクなど主要エネルギー企業も同行すると伝えられている。

今回の訪問は、李在明(イ・ジェミョン)大統領が強調してきた原油供給先の多角化など、韓国・カナダ間のエネルギー・資源協力を推進するために行われた。李大統領は20日の閣議で、「原油供給先の多角化計画をさらに綿密に立て、必要であれば、姜室長がもう一度現地に行くなどして対応せよ」と指示した。世界第4位の原油生産国であるカナダのアルバータ産重質油は価格が安いという利点があるが、輸送距離などの課題から、これまで輸入量は多くなかった。韓国政府は先月、カナダ・アルバータ州との間で原産地証明手続きを簡素化することで合意し、自由貿易協定(FTA)による特恵関税率引き下げ(3%→0%)実現への最後のハードルを下げた。

特使団は韓国・カナダ間の原油供給協力に加え、カナダ政府が関心を示してきたグリーン水素エネルギー産業とバッテリー産業に対する韓国企業の投資についても協議する見通しだ。これは、60兆ウォン(約6兆3400億円)規模のカナダ次世代潜水艦事業(CPSP)の優先交渉対象者選定が1カ月後に迫る中で、韓国の「産業パッケージ」をアピールする側面支援の意味合いもある。韓国によるカナダ産原油の輸入も、カナダ政府が関心を示してきた事項の一つだ。

これに先立ち、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長も29日にカザフスタンを訪問し、世界第12位の原油生産国であるカザフスタン産原油の導入進展状況および後続措置の進捗状況を点検した。カザフスタンはサウジアラビアやロシアなどとともに石油輸出国機構プラス(OPEC+)加盟国の一つであり、先月には姜室長が同国で1800万バレルの原油を確保している。ロマン・スクリャル大統領府行政室長は「韓国のエネルギー供給先の多角化にカザフスタン側が貢献できるよう努力したい」と応じ、魏室長は「原油・ガスなどエネルギー分野だけでなく、重要鉱物、原子力発電、AIなど先端技術分野においても実質的な協力を拡大していこう」と呼びかけた。

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    「特使」姜勲植大統領秘書室長、カナダへ…カザフスタンに続き原油供給網の多角化に取り組む

    2026.06.01 09:47
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    原油・ナフサなどの確保のため、カザフスタン、オマーン、サウジアラビア、カタールなどを訪問した姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長が、先月14日、仁川(インチョン)国際空港第1旅客ターミナルを通じて帰国する様子。姜室長は31日、再びカナダへ出国する。[聯合ニュース]
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