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北朝鮮、韓国首都圏を狙う弾道・巡航・放射砲を同時試験発射…「生存不可能な破壊力を備えるべき」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.27 14:20
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北朝鮮が26日、新型戦術弾道ミサイルや放射砲、戦術巡航ミサイルの試験発射を実施し、誘導・航法性能を点検したと発表した。首都圏を狙った対南用の新型戦術兵器を同時多発的に発射することで韓米の防空網を無力化できるという自信を表明したと見ることができる。また、「核・通常兵器の高度化」基調を通じて自国に有利な外交・軍事的環境を形成する狙いがあるという分析が出ている。

朝鮮中央通信は26日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が立ち会う中、前日に国防科学研究機関の重要武器発射試験が進行されたと報じた。試験内容に関しては「戦術弾道ミサイルの特殊使命戦闘部(弾頭)の威力、射程が延長された240ミリ操縦放射砲弾の超精密自律誘導航法体系の信頼性、戦術巡航ミサイルの人工知能(AI)誘導命中正確性を分析・評価した」と明らかにした。

 
これは、最大射程140キロ程度と推定される近距離弾道ミサイル(CRBM)「火星11ラ」または改良型の弾頭部、240ミリ放射砲、戦術巡航ミサイルの誘導・航法機能に関する性能試験を行ったという意味と解釈できる。特に、戦術巡航ミサイルの人工知能(AI)誘導命中正確性を評価したというのは、AI技術を適用した独自の誘導技術が一定の水準に達していることを誇示したとみられる。

慶南大学極東問題研究所のイム・ウルチュル教授は「AI誘導技術をはじめとする国防科学技術の進歩は、ロシアとの密着による成果である可能性が非常に高い」とし「北が先端仕様を強調したのは、ロシアをはじめとする潜在的な需要国をターゲットにした側面もあるだろう」と指摘した。

また朝鮮中央通信は「超精密自律航法体系と地形照合航法体系が結合して人工知能による末期誘導機能が導入された戦術巡航飛行弾は、滑空および推進の複合飛行方式で100キロ圏内の標的を超精密打撃する強力な戦術兵器体系だ」と主張した。

韓国国防安保フォーラム(KODEF)のシン・ジョンウ事務局長は「北は昨年、労働党80周年閲兵式(軍事パレード)で短距離戦術巡航ミサイル発射体系を初めて公開した」とし「今後は北の前線軍団の砲兵に長距離の精密打撃が可能な射程100キロの戦術巡航ミサイルまで配備する意図とみられる」と述べた。

特に、北朝鮮が射程100キロという点を強調したのは、ソウルを含む首都圏を狙った兵器であることを誇示しているというのが専門家らの指摘だ。朝鮮中央通信が「南部国境地域の長距離砲兵旅団に装備される戦術巡航ミサイルに対し、その軍事的な価値を金正恩委員長が評価した」と伝えた点もこうした分析を裏付けている。

統一研究院のホン・ミン首席研究委員は「軍事境界線を国家間の国境として固定化し、開戦初期の先制・即応の精密火力で韓米の後方資産の無力化を図ろうとしているのだろう」と指摘した。金正恩委員長は発射現場で核武力の増強と通常戦力の強化を骨子とする「核・通常武力併進路線」を改めて強調した。

金正恩委員長は「現情勢は不断の軍事力更新を促している」とし「対立する勢力が運に頼れず理論的に生存自体が不可能になるほどの破壊力を備えることは、わが軍の作戦遂行において必須条件」と強調した。

また「こうした能力は敵に極度の不安と恐怖を与え、それ自体が戦争抑止の重要な要素であり責任ある行使」とし「核武力と通常武力を持続的かつ加速的に強化しようとするわが党と政府の路線は不変だ」と述べた。

これに先立ち韓国軍の合同参謀本部は「26日午後1時ごろ北の平安北道定州(チョンジュ)一帯から西海(ソヘ、黄海)上に向けて発射された近距離弾道ミサイルなど多種の発射体を捕捉した」と明らかにしていた。

一方、同日の労働新聞によると、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は26日、訪北中のシンガポールのバラクリシュナン外相と会談し、両国間の交流・協力強化案について話し合った。バラクリシュナン外相は24~28日に中国・北朝鮮・韓国を順に訪問する日程を進行中で、韓国では趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官と鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官と会って韓半島(朝鮮半島)情勢などを議論する予定だ。バラクリシュナン外相は2018年のシンガポール朝米首脳会談当時にも外相として金正恩委員長が観光地などを訪問する日程に同行した。

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    2026.05.27 14:20
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    金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が26日、国防科学院が開発した軽量級多用途ミサイル発射体系と多連装戦術巡航ミサイル武器体系試験を視察している。 [朝鮮中央通信、聯合ニュース]
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