【時視各角】金のスプーン労組、そしてサムスン電子の2023年
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.13 14:12
「ついに懸念していた事態が現実になった。だから2023年がなおさら惜しまれる」
金容範(キム・ヨンボム)青瓦台(チョンワデ)政策室長が投げかけた「国民配当金」論を見て、そんな思いが頭をよぎった。金室長は11日夜、自身のフェイスブックに、サムスン電子とSKハイニックスの成果給論争に関連する文章を投稿した。仮定に仮定を重ねた長文だったが、結論だけ言えば単純な話だ。「構造的な超過利益を社会的に制度化すべきであり、『国民配当金』という名で企業利益の一部を全国民に還元しなければならない」というものだ。簡単に言えば、長期間にわたり多額の利益を上げる企業の利益(超過利益)は国民全体のものであり、国民に還元されるべきだという主張だ。サムスン電子労組がストライキをちらつかせたことで全国民が腹を立て、ストレスを感じていることとは別に、李在明(イ・ジェミョン)政権の高位公職者がこのような認識を持っていることについて、どう考えるのか気になる。私は賛成しないが、現実化するのではないかと恐ろしい。