【中央時評】少子化対策の失敗、青年失業で繰り返してはならない=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.13 14:04
青年たちと対話をすると同じ嘆きをよく耳にする。「未経験者はどこでキャリアを積んで経験者になればよいのか」。スタートラインに立つ前からすでに脱落が確定しているようなものだ。就職活動中の10人に8人が「業務経験とキャリア開発の機会不足」を最大の問題に選んだという調査結果もこの現実をそのまま映し出している。経験がないため仕事が見つからず、仕事がないため経験を積むことができない悪循環が一世代を閉じ込めている。専門職も例外ではない。公認会計士試験に合格しながらも実務研修の場を見つけられない会計士が累計600人余りにのぼり、合格者の70%が失業状態として残った時期もあった。試験を突破した合格者が政府庁舎の前でデモをする光景は最初の職場を得るのがどれほど難しいかを表している。青年失業率は全体失業率の倍に近い。
韓国銀行(韓銀)の最近の分析はこの変化を統計で裏付けている。2022年下半期以降の3年間で青年の雇用は21万1000件減少したが、その98.6%がAI高露出業種で消えた。同じ期間、50代の雇用は20万9000件増え、うち14万6000件はむしろAI高露出業種で新たに生じた雇用だった。これはAIが若手が担っていたコーディング、資料調査、基礎分析を代替する一方で、ベテランの暗黙知や管理業務は増幅させる方向に作用していることを意味する。韓銀はこれを「年功偏向型技術変化」と呼んでいるが、分かりやすく言えば「AIは若手を押し出し、高齢者の頭に翼をつける」ということだ。企業の計算は単純になる。不慣れな新人を育成する費用をかけるより、今いるベテランにAIツールを一つ持たせる方がはるかに経済的だからだ。