北朝鮮、「ソウル射程圏」新型155ミリ曲射砲を年内に前方配備
中央SUNDAY/中央日報日本語版2026.05.09 13:25
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がソウルを射程圏内に収めることができる「新型155ミリ自走平曲射砲兵器体系」を点検し、就役を控えた5000トン級の最新駆逐艦「崔賢(チェ・ヒョン)」に搭乗して機動能力試験を参観した。既存の核武力に近代化された通常戦力を組み合わせた「北朝鮮版核・通常戦力統合(CNI)」を通じて、韓米に対する軍事的圧力を強める意図があると分析される。「自走平曲射砲」とは自ら機動しながら直射と曲射の両方が可能な新型曲射砲だ。
労働新聞は8日、金委員長が今月6日に軍需工業企業所を訪問し、年内に南部国境の砲兵部隊に配備する予定の新型自走平曲射砲の生産実態を点検した、と報じた。同紙は「(金委員長が)新型155ミリ自走平曲射砲車のさまざまな走行および地形克服、潜水・渡河試験、改良砲弾の射撃試験結果に関する専門家らの見解を聴取した」とし「機動性と火力打撃能力が非常に高い新世代砲兵器を立派に作り上げた誇らしい成果に満足感を表した」と伝えた。続いて、前方部隊の装備交代で大口径鋼線砲の射程も60キロを超えることになったと強調した。