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サムスンは工場ロボット、メタは家事ロボット…「AIの体」めぐる競争に火が付く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.07 11:25
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世界的な人工知能(AI)競争の舞台が仮想空間を超え実際の物理的世界を動かす「フィジカルAI」に急速にシフトしている。人間のように歩いて判断し複雑な労働まで担うヒューマノイドロボットが次世代産業覇権の核心に浮上してだ。サムスン電子やメタなど世界的ビッグテックも相次いでヒューマノイドロボット事業拡大を公式化し、「AIの体」を先取りするための競争に飛び込んでいる。

◇「ヒューマノイド」で未来準備するビッグテック

 
韓国財界によると、サムスン電子は早ければ下半期にヒューマノイドロボットを公開するだろうとの見方が出ている。KB証券のキム・ドンウォン研究員は「サムスン電子は下半期からヒューマノイド商用化にスピードを出す見通し。半導体とディスプレー生産ラインに適用可能な製造用ヒューマノイドと双腕ロボットから導入するだろう」と予想した。

サムスン電子は先月30日のカンファレンスコールで、ヒューマノイドロボット事業のロードマップを公開した。まず製造現場用ロボットを開発した後、蓄積された技術を基に家庭や流通分野まで領域を広げるという構想だ。サムスン電子のパク・スンチョル最高財務責任者(CFO、副社長)は「ロボット技術の集約体であるヒューマノイドロボット開発を通じ製造生産性と暮らしの体験革新を推進する。必要な場合、投資と買収合併も積極的に検討する計画」と明らかにした。サムスン電子はこの1年間に韓国初の二足歩行ロボット「ヒューボ」の開発者オ・ジュンホ団長(顧問)を中心に未来ロボット推進団を稼動し先導企業を追撃するための技術的体力を固めている。

メタもやはりヒューマノイド能力を確保するため最近米ロボットAIスタートアップのアシュアード・ロボット・インテリジェンス(ARI)」を電撃買収した。ARIはヒューマノイドロボットが家事労働などあらゆる肉体労働を遂行できる基礎モデルを開発中だ。メタはARIについて「ロボット知能分野のトップランナー」と評価した。ARI共同創業者であるシャオロン・ワン氏らと従業員はメタのAI部署であるメタ超知能研究所に合流する。ウォール・ストリート・ジャーナルは「メタがこれまで資源を注ぎ込んだメタバースプロジェクトから力を抜きAI分野に転換している」と分析した。

◇労働力不足の「解決者」に浮上するか

業界は今年をヒューマノイド商用化の分岐点とみる。昨年が技術的可能性を検証した「研究開発の時間」だとすれば、今年からはロボットが研究室から実際の産業現場に出てきて「金を稼ぐ時代」が開かれるだろうということだ。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)は世界のヒューマノイドロボット出荷量が2030~2035年に年間100万台規模まで成長すると予想した。市場拡大の最も強力な動力としては破格な原価下落が挙げられる。現在1台当たり3万5000ドル(約546万円)水準である製造原価が今後5年以内1万3000ドル水準まで低くなるだろうという見通しが出ている。世界的な労働力不足問題はヒューマノイドロボットの導入を繰り上げるものとみられる。韓国投資証券のチェ・ゴン研究員は、「ロボットが必要な根本的な理由は結局労働力が不足するため。ヒューマノイドが減る労働力を補完する経済成長の新たな軸になるだろう」と分析した。

これに対し韓国機械研究院機械政策センターのキム・ヒテ上級研究員は「これからは単純な技術試演ではなく実際の現場でどれだけ速く収益を生み出せるかが核心。2030年までが市場覇権が決まるゴールデンタイムであるだけに、韓国も世界最高水準の製造インフラをベースに核心部品国産化とAI技術確保を同時に推進し、労働力不足問題を『ロボット経済』で突破しようとする戦略的対応が至急だ」とした。

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    2026.05.07 11:25
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    サムスン電子は先月30日、未来の収益源としてヒューマノイド事業の計画を公式化した。(生成AIで製作したイメージ)
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