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【コラム】トランプ大統領の靴の贈り物、「ルックスマキシング」に陥った政治=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.06 14:21
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李在明(イ・ジェミョン)大統領と朴賛大(パク・チャンデ)前共に民主党院内代表の事例も同じ脈絡だ。朴前代表は昨年、民主党代表への出馬を宣言した際、李大統領が大統領選挙中に使用していた青いスニーカーを履いて登場した。「現場で走る政治」を強調するメッセージだったが、大衆はリーダーと共に歩むという象徴的な装置と認識した。トランプ大統領の靴が階層的な統制を表すなら、韓国のスニーカーは連帯と一体感を強調する。しかしどちらも政治家のイメージ選択が自発的なものではなく、権力を追随しているという点では似ている。

今は本格的な6・3地方選挙の局面だ。今回も政党のカラーが鮮明なスニーカーとジャンパーが遊説現場を埋めるだろう。候補者は靴ひもを締めて「現場」を強調するはずだ。しかしそのスニーカーが選挙に臨む決意を超えて政治的な忠誠や陣営の標識としてのみ消費されるのであれば問題は変わってくる。

 
いま大韓民国が直面している現実は決して軽くない。若者の体感失業率が20%を上回り、住居費の負担が家計を圧迫している。何よりも今回の地方選挙は首都圏と非首都圏の人口格差が史上最大の104万人を超えた時点で行われる。地方大学生の地方離脱、若年層の継続的な首都圏への流出、そして全国の多数の地域が消滅の危機段階に入っている現実はもはや放置できない構造的な危機だ。

まさにこの点において「政治的ルックスマキシング」の危険性が露呈する。リーダーが承認したイメージだけに没頭する政治では、決して私たちが直面している複合的な危機を解決することはできない。本来、地方選挙は権力者の代理人ではなく、地域の暮らしを支える人、国民の最も近い場所で汗を流す働き手を選ぶ舞台だ。にもかかわらず、依然として私たちは「誰の人間か」をスニーカーやジャンパーの色で確認しようとする。ボスが選んだ靴を履く政治ではなく、有権者の生活に合う政策を自ら設計する政治が必要だ。

候補者の視線が権力者の表情でなく民生の現場に向かうとき、初めて政治はその役割を果たすことができる。スニーカーのひもを結ぶ場面がこれ以上忠誠の象徴ではなく、地域を変えるための出発点になることを期待したい。

パク・ソヨン/論説委員

トランプ大統領の靴の贈り物、「ルックスマキシング」に陥った政治=韓国(1)

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