【コラム】AIが生み出した資本大移動の裏面
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.05 15:52
今年、グーグル(Google)・マイクロソフト(Microsoft)・メタ(Meta)・アマゾン(Amazon)など米国のビッグテック企業がAI関連のデータセンター・クラウド・コンピューティングインフラに投資すると公に明らかにした金額を合算すると、約3500億ドル(約55兆円)に達する。ここに半導体・エネルギー・通信など関連分野の企業の投資まで加えると、2030年までにAI技術とインフラ構築に投入される金額は、少なくとも5兆ドルを超えると推算される。
こうした状況は企業だけに限らない。政府系ファンドを含む財務的投資家も大挙してこの隊列に合流した。過去には収益率を最優先にしていた彼らが、今ではAIの時代が作り出す機会を逃すまいと積極的に乗り出している。その中の一部は、国家レベルのAI覇権確保のために先頭に立って動いているほどだ。代表的なものとして、サウジアラビアは「プロジェクト・トランセンデンス(Project Transcendence)」という名の下、政府系ファンドを中心に約1000億ドルをAIエコシステムの構築に投入すると明らかにした。