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世界興行1位『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』…任天堂の世界を完璧に再現、ストーリーには物足りなさも

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.22 11:58
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3年ぶりに帰ってきたブルックリンの配管工「マリオ」(クリス・プラット)と「ルイージ」(チャーリー・デイ)兄弟が、今回は星たちの母親代わりの「ロゼッタ姫」(ブリー・ラーソン)を救うため宇宙へ旅立つ。前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』で登場した「ピーチ姫」(アニャ・テイラー=ジョイ)と恐竜の人気キャラクター「ヨッシー」(ドナルド・グローヴァー)も共に旅に出る。1980年代のビデオゲーム時代から長年にわたり世界中で築かれてきたスーパーマリオファン層を映画館へ呼び込んでいる映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の話だ。韓国での公開(29日)はまだだが、北米および欧州などでは3週間前に公開され、現在、世界興行収入ランキングで首位に立っている。公開3週目の興行収入は7億5070万ドル(約1200億円)を記録し、すでに大作SF映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を抜き、今年最高の世界興行記録を打ち立てた。

映画は、銀河の守護者「ロゼッタ」がチコたちに寝る前のお話を聞かせようとしていた矢先、悪役「クッパ」(ジャック・ブラック)の息子「クッパJr.」(ベニー・サフディ)に連れ去られる場面から始まる。前作でスーパーマリオに敗れたクッパは、手のひらほどの大きさに縮んだままキノコ王国に捕らえられている。父を取り戻し、宇宙を手に入れようとするクッパJr.が、ロゼッタを連れ去った理由だ。

 
映画は、任天堂のWii専用ゲーム『スーパーマリオギャラクシー』シリーズをもとに新たな物語を描いた。2023年公開の前作の舞台だったキノコ王国から、今回は宇宙へと舞台を広げ、見どころがさらに増えた。映画を製作した任天堂とイルミネーション・スタジオは、華やかなグラフィックと音響効果でゲームの世界をリアルに再現した。ヨッシーとロゼッタ姫、宇宙や天文台、チコなど、前作になかったキャラクターが多数登場するだけに、ストーリーラインもより複層的になっている。前作に続いて演出を手がけたアーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック監督が、ゲームファンのために映画の随所に忍ばせた「イースターエッグ」(隠し要素)を探す楽しみもある。マリオが初めて登場した『ドンキーコング』(1981年発売)オリジナル版を再現した場面や、クッパの8ビット版(1985年版)などだ。

ただ、物語に説得力を欠き、やや散漫な点は惜しまれる。キノコ王国に捕らえられているクッパがマリオ兄弟と友情を築く姿や、2人の姫の関係などは、定番の物語をひねり、世界観を広げようとした試みだったが、いまひとつ説得力に欠ける。ピーチ姫とマリオの恋愛模様も期待とは異なり、劇中で大きな役割を果たせていない。

こうした点が影響したのだろうか。今年最高の世界オープニング成績と興行記録を更新している一方、観客の評価はやや厳しい。海外コミュニティ「レディット」のスーパー・マリオカテゴリーには、「映画はそんなにひどいのか」という質問に、ストーリーの問題点を指摘するコメントが500件以上投稿されている。英国紙ガーディアンは「『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』はスクリーンセーバーにすぎず、AI作品にも劣る映画」と題したレビュー記事を掲載した。ロッテン・トマトの新鮮度指数では、批評家は44%、観客は89%と評価は大きく分かれた。

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    2026.04.22 11:58
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    クッパJr.。[写真 ユニバーサル・ピクチャーズ]
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