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平面磁石初めて立証、70年の難題解いた韓国研究陣…「次世代半導体素子」の道開くか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.22 10:54
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2次元の平面でも磁石の性質が維持されるという理論を韓国の研究チームが世界で初めて実験を通じ証明した。70年ぶりに物理学界の難問を解いた成果と認められ、物理学分野の最高権威誌「レビューズ・オブ・モダン・フィジックス」に掲載された。研究は既存のシリコン半導体を超える次世代半導体素子開発の基本技術としても注目されている。

韓国科学技術情報通信部によると、ソウル大学のパク・チェグン教授の研究チームは、原子1層の厚さの2次元でも磁石の性質が維持されるという事実を世界で初めて立証した。日常で接する磁石は体積を持っている3次元形態だ。2次元の平面に減らした時も磁性が維持されるかは物理学界が70年近く解けなかった難題だった。

 
研究チームは「ファンデルワールス磁性物質」を立証に活用した。層状の結晶構造を持ち、テープではがすように原子一層分だけはがせる物質だ。鉛筆の芯の材料である黒鉛を1層だけはがすように、パク教授チームは磁石の性質を持っている物質(三硫化リン鉄)を原子1層水準まで薄くし、その状態でも磁性が維持されるのかを確認した。

この研究成果は米国物理学会が発行する最高権威の学術誌レビューズ・オブ・モダン・フィジックスに掲載された。同誌は特定分野を数十年にわたりリードするごく少数の研究者にだけ執筆を依頼する学術誌で、1929年の創刊から韓国人が筆頭著者または責任著者として名前が掲載された事例は数えるほどだ。現代粒子物理学の土台を作った韓国人物理学者の李徽素(イ・フィソ)教授(故人)が同誌に論文を筆頭著者として掲載されたことがある。科学技術情報通信部は「パク教授チームが物理学界の難題を世界で初めて実験立証し新たな研究分野を開拓し。今回の論文は世界の物理学会の羅針盤の役割をするだろう」と評価した。

パク教授は「研究に基づいて次世代の新しい概念のスピン素子を実現したい。半導体を含む次世代IT素材全般にわたり多様な試みが可能になるだろう」と説明した。スピン素子とはスピン(自転方向)を活用して情報を保存・処理する次世代素子だ。既存のシリコン半導体より電力消費を大きく減らしながらもより速い演算が可能で、超低電力磁気メモリーなど次世代IT機器に活用できると期待される。

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    2026.04.22 10:54
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    2次元磁性ファンデルワールス研究概念図。代表的な2次元物質であるグラフェンのように蜂の巣形の2次元構造を土台にしている。[写真 韓国科学技術情報通信部]
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