【社説】韓国の投資魅力を低下させる「黄色い封筒法」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.17 13:48
これまでアジア市場の中核拠点と評価されてきた韓国の投資魅力が揺らいでいる。駐韓米国商工会議所(AMCHAM)が韓国に進出しているグローバル企業を対象に実施した「2026年国内経営環境アンケート調査」で、韓国はアジア太平洋地域の本部選好度で3位に転落した。中国の影響下にある香港よりも後れを取ったという点は深刻だ。さらに懸念されるのは、企業が韓国経営における最大の困難として「労働政策と労働市場の柔軟性」を挙げた事実だ。この否定的な評価は1年前の9.4%から、今回は実に71%へと垂直上昇した。グローバル企業が韓国の労働環境をいかに深刻に捉えているかを端的に示している。
その中心にあるのが「黄色い封筒法」(改正労働組合法)だ。労働市場の二重構造を緩和すべきだという法の趣旨は理解できる。元請けが利益を独占し、下請け労働者が構造的に不利な現実を改善しようというものだ。問題はその手法だ。現在の制度は、使用者の範囲と交渉対象が過度に広く曖昧で、企業の現場における予測可能性を低下させている。経営上の判断まで交渉対象になり得るとの解釈が可能であり、下請け労組の個別交渉要求まで認められたことで、企業側は「1年中交渉ばかりして終わってしまう」と訴えている。