【社説】韓国改正労働組合法施行1カ月、「傾いた運動場」の懸念大きくなる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.14 11:40
韓国中央労働委員会のパク・スグン委員長はきのう、労働組合および労働関係調整法改正案(改正労働組合法)施行1カ月が過ぎて設けた記者懇談会で「使用者性が認められたからとすぐに賃金引き上げや直接雇用義務が発生するのではない」と話した。また「労働委が無条件で労働界の肩を持つのではない」ともした。極めて当たり前の言葉だ。だが産業現場では「傾いた運動場」が現実になっているという懸念が高い。
法施行から1カ月間で元請け企業に対する下請け労組の交渉要求があふれ、労働委員会の「使用者性」判断が相次いで出ている。雇用労働部によると法施行後10日までで1012の下請け労組(合計14万7000人)が372の元請け事業者を対象に交渉を要求した。このうち294件が地方労働委に受け取られたが、判断が出された事件のうち使用者性が認められたのは19件、棄却は8件だった。労働委は労働界の味方ではないというが、実際には労組の手を上げるケースが多かった。