【社説】クラスター爆弾まで…北朝鮮通常戦力の過小評価は禁物
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.10 16:00
北朝鮮が空中から子弾を散布するクラスター爆弾を弾道ミサイルに搭載して発射する実験に成功したと明らかにした。北朝鮮朝鮮中央通信は昨日、「(北朝鮮)国防科学院とミサイル総局が進行(6~8日)した評価実験で6.5~7ヘクタール(7万平方メートル)の標的地域を焦土化できることを確証した」と主張した。クラスター爆弾はミサイルの弾頭に入った複数の子弾を目標物の上空から同時多発的に浴びせるもので、映画『鋼鉄の雨』の素材になった武器だ。不特定多数を対象にするため「悪魔の武器」と呼ばれ、国際社会が使用を自制するように定めた武器だ。北朝鮮はクラスター爆弾のほか、電子装備まひさせる電磁武器体系(EMP)と停電弾の実験も敢行したと明らかにした。
北朝鮮が数年前に開発したと推定されるクラスター爆弾の発射実験を敢行したのは、今後開かれる可能性がある朝米交渉と最近のイラン戦争などを念頭に置いた武力示威と解釈される。イランのクラスター爆弾が世界最強の防御能力と評価されるイスラエルのアイアンドームを通過したように、韓国と在韓米軍を攻撃する威力があると誇示した。核兵器だけでなく通常兵器でも強大な力量を確保したという脅威を突きつけたのだ。来月予定されたトランプ米大統領の中国訪問に合わせて朝米対話が行われるという見方とも無関係ではないようだ。中国の王毅外相が北朝鮮を訪問中の時期でもある。