【韓半島平和づくり】イラン戦争で米国の地位揺らぐ…韓国は実存的戦略を立てるべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.08 16:16
イラン戦争の出口が見えない。世界では戦争の長期化に対する懸念が強まっている。韓国も心配が多い。「韓半島平和づくり」は6日、ソウルHSBCビルで「イラン戦争の国際政治・経済衝撃診断」をテーマに会合を開き、戦争の行方と韓国が進むべき道について議論した。
尹永寬(ユン・ヨングァン)峨山政策研究院理事長(元外交部長官)=戦争がトランプ米大統領が宣言したように「2、3週以内」に終結するかは不確かだ。イランは追い込まれていない。米国は対イラン圧力のため地上軍を投入する可能性があり、この場合、死傷者は増えるだろう。トランプ大統領はベトナム戦争当時のように統制できない戦争に巻き込まれ、進退両難となる可能性が高い。世界経済は今後2~3年間、大きな衝撃を受けることになる。原油価格の上昇は食料価格上昇を招き、エネルギー危機が食料危機を誘発するおそれがある。停戦に合意してもガルフ地域管理のために米軍の駐留をむしろ強化する状況を迎える。今後しばらく「アジア回帰」は遅滞し、米国の中国抑止能力は弱まる。ロシアも原油貿易制裁が解除され、利益を得ている。戦争の勝者は結局、中国とロシアだ。戦争が我々に示唆する点は4つある。1つ目、国防分野での自強の努力が急がれる。2つ目、ドローン生産能力を大幅に増やす。3つ目、防衛産業能力を対米協力政策手段として活用する。4つ目、今の状況を長期的危機とみてエネルギー依存構造を革新する。