【コラム】荒唐無稽なトランプ…それでも米国は助けるべき血盟だ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.06 15:40
イランはホルムズ特需に沸いている。海峡の通行料が計画通りに入れば、年間1000億ドル(約16兆円)の収益を手にすることになる。国内総生産(GDP)の20~30%に相当する。ドルの代わりに人民元決済が行われており、ドルの基軸通貨の地位を守ってきた「ペトロダラー」体制に亀裂が生じた。ロシアは原油価格の急騰により、年800億ドル以上の収益を上げることになる。味方に被害を与え、敵を利するトランプ氏の神妙な戦略が眩しい。
朝鮮半島(朝鮮半島)と台湾の運命は一つに繋がっている。トルーマン米大統領は1950年6月25日に北朝鮮が南侵すると、2日後に韓国へ海・空軍を支援すると同時に台湾海峡に第7艦隊を配置すると発表した。マッカーサー米極東軍司令官は、中共軍が侵入しようとするなら、F80を筆頭にした3個飛行大隊を派遣すると言った(『ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争』、デイヴィッド・ハルバースタム著)。万が一、来年中国が台湾を侵攻すれば、米国の隙を狙った北朝鮮の挑発は決まった手順だ。ところがイラン戦争により、アジア地域の米国の弾薬在庫は枯渇した。トマホークミサイルの少なくとも5分の1、迎撃ミサイルの3分の1が消耗された。英日刊紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は台湾の深刻な懸念を伝えた。韓国は静かだ。