【コラム】ベラルーシ大統領の朝米仲裁、韓国に「毒」となるおそれ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.02 14:49
私は北朝鮮とベラルーシの両国で大使を務めた。このため先月25、26日に北朝鮮を訪問したベラルーシのルカシェンコ大統領に注目していた。今回の訪問には2つの疑問が残る。まず、ルカシェンコの平壌(ピョンヤン)訪問目的だ。両首脳は親善条約に署名した全文を公開しなかったが、農業・保健・科学など多様な分野の協力を約束した。両国は今回の条約を契機に新しい関係を築くと話したが、実際にそうなるかは未知数だ。経済的に窮乏する両国の協力には限界があり、両国の貿易量も少ない。ルカシェンコが明らかにした在平壌ベラルーシ大使館新設レベルの象徴的な措置にとどまる可能性が高い。
両国の首脳会談時点も釈然としない。ルカシェンコの平壌訪問は急いで進めたという印象を与える。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が昨年9月3日に北京で会った際、ルカシェンコを招待し、それから準備時間がかなりあったが、平壌の歓迎人波は少なく、平壌市内のベラルーシ国旗もほとんど見られなかった。歓迎公演場所も小規模なアイスリンクだった。2024年6月のプーチン大統領の国賓訪問と差別化する北朝鮮の意図を勘案しても、北朝鮮のように儀典に執着する国では異例の「冷遇」と映る部分だ。