【社説】韓国政府の26兆ウォン「戦争補正予算」…事業性を見極めて適期・適所に投入するべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.04.01 15:32
政府が昨日26兆2000億ウォン(約2兆7600億円)規模の補正予算案を議決し、国会に提出した。李在明(イ・ジェミョン)政権に入って2回目の補正予算で、中東戦争の衝撃を緩和するためだ。計4兆8000億ウォンを投入して所得下位70%世帯(3256万人)に地域貨幣などで1人あたり10万~60万ウォンの原油高被害支援金を支給し、石油最高価格制損失補填(4兆2000億ウォン)を含む油類費・交通費の軽減に5兆1000億ウォンを充てた。民生安定(2兆8000億ウォン)、産業被害最小化とサプライチェーン安定(2兆6000億ウォン)のための予算も反映した。与野党は10日の国会本会議で補正予算案を通過させる方針だ。
中東戦争が触発した3高(原油高・ドル高・物価高)で限界状況に追い込まれる民生を勘案すると、与党の「戦争補正予算」速度戦も一理ある。補正予算は適期・適所に投入されてこそ所期の成果をあげることができる。しかし速度ばかりを重視した拙速推進ではいけない。まず26兆ウォンは当初議論されていた補正予算規模より5兆~10兆ウォンも多い。現金性支給対象も拡大した。原油高被害支援金対象の下位70%は国民10人のうち7人であり、事実上「普遍的現金ばらまき」水準という指摘まで出ている。